地球散歩

地球を散歩した軌跡

中国 上海③ 後編

中国 上海③ 後編




無事に周荘鎮から上海体育館付近のホテルまで帰ってきたのが17:00くらいやったかな?



明日の朝、台湾に出発する航空券が安かったから買ってしまったんやけど、朝にホテル出発やと時間的にギリギリになるし、もう今から空港に出発して、空港で寝たほうが確実やと思い、すぐ出発。



ホテルは2日間の宿泊で取ってたんやけど、安宿やったしもうえっかーと思ってフロントでチェックアウトを告げる。



ほんなら、フロントのお姉さん達がなんか言うてるけど、全然分からない。クレジットカードを出せと言ってる。



ん?お金が戻ってくるの?なんか、キャンセル料的な追加料金があるの?え、2日分のお金もう払ってるけど?え?戻ってくるの?マネーイズ、カムバックするの?



なんとか翻訳したりして英語で話すものの、全然通じない。



1時間くらい押し問答した結果、今日宿泊しないという事は、半日分のお金を返すからクレジットカードちょっと貸して!との事でした…。笑



気を取り直して、いざ空港へ出発〜!



でもまだ時間的に空港行くまでに時間あるし、上海観光して行こうと思って、とりあえず有名な小籠包巡り。



まずは電車を乗り継いで、心斎橋みたいな雰囲気の街まで行ってから、小揚生煎館の焼き小籠包食べた。


店名、何て読むの?


安いし、うまい!店の看板とかショッキングピンク色で、なんかポップな感じ。


そっから25分くらい歩いて〜



佳家湯包



ここ、本当に美味しかった。店は汚いけど老舗感があって、出てくるまで10分くらい待つけど、本当に美味しかった。カニの風味がした。コメント薄すぎるけど、本当に美味しかった。笑



ほんで、なんか夜景で有名な外灘という場所へタクシーで向かう。



案の定、凄まじい運転。でも、かわすかわす。上海のタクシードライバーは皆、ニュータイプか?でも中国って強化人間って感じやんな。フォウとかそうやし。あれ、香港やけど。




10分くらいで到着。タクシー、ぼったくって来るかな〜?とかビクビクしてたけど、案外良心的やった。外灘は、なんか大きな川沿いで、雰囲気は何か神戸のポートアイランドっぽい?人がごった返してた。




何かの塔も綺麗やったけど、その反対側の建物もスゴく綺麗。全部、銀行。すげーな。




もう夜9時ぐらいやったかな。上海は終電がだいたい10時くらいらしいねんけど、GoogleMAPさんによると、まだ間に合うとの事で、欲張って、予園という観光名所へ。絶対閉まってると思うけど。



徒歩で20分くらいやったから、歩いて向かった。閉まってた。


けど、予園前の商店街的な所が開いてて、ポストカードゲット!各国のポストカードを集めて行く計画の記念すべき第1枚となりました。



この辺、なんかいかにも上海!って感じの建物がいっぱいあって、街を歩いてるだけでもスゴくgoodです。



なんか有名らしい上海飲むヨーグルト飲んだ。普通だった。



ほんで、あっちこっち寄り道してたら、終電逃した。



もうやむを得なく、ソフトバンクの1日2980円掛かるネットに繋いで、空港までの道を調べると、なんかバスで行けるっぽい。そのバス停まで行く電車はまだギリギリ間に合うっぽい。なので、電車に乗ってバスに乗って、空港へ。



22:00、空港行きのバス停に到着。バスターミナル的な。22:30のバスがラスト。近くのマクドに入るとグリルチキン丼が売ってたので、食べてみた。うん、バーガーの方がウマイ。



バスに乗り、空港へ。



1時間くらいかな?




やっと到着…




と思いきや




ここ、上海浦東空港じゃない…




ちゃんと検索したはずなのに…




もうダメだ…




とりあえず、明日の始発で向かおう…トイレで身体拭いて頭洗って、寝よう…



寝てる人もたくさんいたから、怖いとかは無かったけど、2時間くらい寝て目覚めたら、目の前に小汚いおじいちゃんがいて、座ってこっち見てる。



とりあえず無視して、もうすぐ始発やし出発準備。



カバンに荷物を詰めてると、おじいちゃんが『アッ。アッ。』って、俺に何か言うてくる。


どうやら、30元?で荷物整理してやる?的な意思表示をしてるっぽい。




ノーセンキュー。やんわり断る。



でも、ずっと『アッ?アー。アー。』言うてる。



なんか怖かったから、まだ少し早かったけど駅に向かう。



始発前やから、切符買う所とか薄暗い感じなんやけど、切符買おうとしてたら、そのおじいちゃん、着いてきてる。



こわい。



アッ!アッ!



切符買ってやるから、カネよこせ!ってか?



ノーセンキュー。断る。



おじじ、俺の財布を奪おうとしてくる。



アンドリュー、おじじ押しのける。



ノーセンキュー!!アンドリュー、ちょっとキレる。



おじじ、まだアッアッ言うてるけど無視して切符買って改札を通ったら、さすがに追いかけて来なかった。



こわかったー(泣)



ほんで電車&再びリニアで空港着いて、チケット貰う所で寝不足&緊張してた俺はキャリーを預け忘れ、そのまま手荷物検査のゲートまで行ってしまい、キャリーの中身を全部出さされ、まだ一度も使ってないカミソリや、まだ一度も使ってない万能ナイフや、まだ一度も使ってないタイガーで買ったイケてるハサミなどを捨てられ、もう時間がないから走れ!と怒られ、半べそかきながら飛行機に乗り込み、席の上の方の手荷物入れるスペースに、預ける予定だったクソでかいクソ重たいキャリーが入らないのでまた中身をいくつか出して別々に詰め込み、iPadと、まだ3回くらいしか使っていない買ったばっかりのノートパソコンをあの全部出さされたゲートに置き忘れてきた事に気付いたのは離陸してから数分後の事でした。絶望の中、香港経由で台湾へ向かいました。



つづく。

中国 上海③ 前編

中国 上海③ 前編



あーもう。



今日も本当に色々あった。




今日は朝から周荘鎮!



集合場所から10人乗りくらいのバンに乗って90分くらいか。




運転の荒さ、えげつない。




なんとか無事に周荘鎮の前に到着。




運転手のおっさん、中国語で何言ってるか全く分からないが、とりあえず14:40までにここに戻ってきたら良いって事だけは分かったから良しとしよう。



そしてそこから何故かそのままバンで遊覧船乗り場に移動して降ろれる。



なんかよく分からないけど、周荘鎮まで歩いて行ってもいいし、遊覧船乗って行っても良いし、みたいな感じで、みんな遊覧船に乗り込んでたから、俺も乗り込む。



どうやら、バンのチケットに遊覧船の割引きが付いてたらしい。




みんな順番にガイドブックが配られてたんやけど、その時に『アイ キャント スピーク イングリッシュどったらこったら』言うてる同い年くらいの男の人が2人(A,B)いて、これはもしや!日本人!?と思って勇気出して国籍聞いたら、どっちも韓国人。



遊覧船、出航。



20分くらいで周荘鎮、到着。


船を降りてすぐ、さっき喋ったコリアンAが、流暢な英語で、なんか一緒に回ろうぜ的な事を言ってきたので、承諾する。



名前と職業は聞き取れなかったけど、とりあえず、31歳とか、アメリカに1年間留学してたとか。日本の芸能人はキムタクとか、松潤とか、中島美嘉とか、好きなんやって。北欧の方へ旅行に行った事があるのだそう。2時間くらい、必死に色々喋りながら一緒に回ってご飯食べた。



ご飯は、何かの魚。ザンギ?とかいうやつ?衛生面がかなり心配やったけど、意外と美味しかった。



周荘鎮って、いわゆる水郷で、なんか街中にいっぱい細い川が流れてて、ボート乗って観光したりできるねん。


午後から、そのボートに乗ろうって話になって、受け付け行ったら、そのボートは6人でシェアしたらお得やから、知らん人とか誘って、みんな6人ずつで乗るみたい。


俺とコリアンAの前に、5人、並んでたから、あと1人がすぐ乗れる。俺はとりあえずそのコリアンAが流暢な英語でガンガンくる感じに少し疲れ始めていたので、とりあえずゴリ押しでコリアンAに譲って、グッバーイ!


とりあえずコリアンAの出航を見送り、受け付けのベンチに座ってちょっと一息つき始めた直後、フラッとコリアンB登場。


どうやら、ボートに乗りたい感じ。


なんかこっちのコリアンは、草食動物って感じ。なんか見てて癒される感じ。


なんかキョロキョロしてたから、とりあえず『トゥギャザー?』的な声をかけちゃう。


ほんでしばらくしたらチャイニーズが2人来て、4人になってんけど、ちょっと時間も押してたので10元だけ高くなっちゃうけど、日本円でいえば163円の差異やしもういっか〜と思って、出発を提案したら、みんなオッケーって感じだったので、4人で出航。



現地のおばあちゃんが手漕ぎで操舵してくれるんやけど、航行中盤くらいで『20元で歌を歌ってやるぞい』との事。



俺氏、独断で即決。(もちろん20元、俺負担)



いやーーこれはマジで良かった。



歌+風景=アート



いや、ほんとに良かった。



一緒に乗ってたチャイニーズに、このおばあちゃんが歌ってる歌は、中国のポピュラーなソングなんですか?って聞いたら、いやいや全く知らない(笑)との事。



ボート終わって、なんとなくコリアンBと回る事に。



コリアンBは、29歳、超童顔(絶対に年下やと思ってた)、大阪に来た事があるそう。オレンジジュースを買って、五分後くらいにまたオレンジジュースを買ってた。一個目のは甘すぎたそう。


豚足食べた。てか、全然食べるとこ無いやん豚足。


食べ方が下手くそすぎて結構、身が余ってたからなのか、ゴミ箱に捨てた瞬間、どこからともなくホームレスっぽいおばあさんがやってきて、大事そうに袋に詰めて消えてった。



コリアンBと集合場所で待ってたら、時間ギリギリにコリアンA再登場。



コリアンA『アイム、タイヤード…』



がんばり屋さんなんだね、コリアンAは。





ほんでまたバンに揺られ、ターミナル着いて、あっさり解散。



そういや、なんでか分からんねんけど、ターミナルのトイレの前に謎の無料自販機みたいなんが設置されてて、ボタン押したら避妊具が出てきたわ。これ、どういう意図のサービスなん?中国、人口多すぎやから?





後編は

チェックアウト事件 〜アーアーおじさんと消えたノートpc〜

中国 上海②

上海②



まだ2日目なんて



もう2週目の間違いじゃないのか





2日目の朝!初日から色々あったので、この日はチェックアウトぎりぎりまでゆっくりして、本命の周荘鎮行きのバスチケットをゲットして、ついでに上海観光にでもしゃれ込もうかな〜とか余裕ぶっこいてた自分が今となっては、なんて愚かなヤツだと心の底から思う。


12:00

ホテル出発


周荘鎮行きのバスチケットは上海体育館の前の大きなお店で売ってるとの情報だったので、とりあえず上海体育館駅へ向かう。


13:00

上海体育館駅、着。

地獄のフリーWi-Fiスポット探しが始まる。

なぜ、ホテルを出発する前に次のホテルの予約を済ませなかったのか。そう、ホテルが安すぎたせいでWi-Fiの速度が遅すぎて、ウェブ検索など事実上不可能だったのだ。しかし、この遅すぎる通信速度の原因は、あの安すぎるホテルのせいでは無かったと、私が気付くのはまだ少し先の事だ。



14:00

スタバ発見。

もう、本当に、海外レンタル用のWi-Fiを持ってきたら良かったと、心の底から後悔真っ盛り。この日もう既に10人くらいに道を尋ねてる。



スタバでとりあえず勢いと雰囲気でアイスコーヒーとなんかのサンドイッチを注文して、すぐフリーWi-Fi。



でも、中国のケータイの番号を持ってないと、使えませんよ的なエラー文が出て、フリーWi-Fi使えない。



ちょっとスタバのリーダーっぽい店員のお兄さんにヘルプミーすると、なんと、僕の電話番号でアクセスしていいよ!との事。まじイケメン。


急いで近くのホテルを予約。明日の朝から夕方まで周荘鎮に行くやんか。明日チェックアウトやったらキャリーも持って行かなあかんやんか。だから2日分、ホテル予約取ってん。これがまたトラブルの火種となるのはまた先の話。



ホテルまでの地図をスクショして、イケメンお兄さんにセンキューバイバイして、もう完璧!出発!



だがしかし



迷う



迷う



もうな、ホンマに何回も言うけど、Wi-Fi持ってきたら良かった。ホンマに。まじで。一回取りにジャパン帰ろうかなと真剣に検討中。



スムーズに行けばスタバから10分の距離が



15:30

ホテル着


なんかこのホテルでもお前の予約無いだの何だの一悶着あった後、責任者が出てきて解決の下り。なんで?YUKI ANDOって文字、そんなに見逃しちゃうん?中国やし仕方ないのか?



とりあえずちょっとだけ休憩して、はよバスチケットを手に入れて置きたいので、とりあえず上海体育館へ。



ほんで、上海体育館…



デカすぎる。



え、これ、ドームやん。



そういうことか。



ほんでそのドームの隣にグラウンドと水泳場もあって、もう、広すぎる。



とりあえず1周してみる。



チケット売り場らしき場所は見当たらず。



ここでも10人くらいに道を尋ねるが、いまいち伝わらなかったので、とりあえずホテル戻ってWi-Fi繋いで店の外観やら中国語表記のスクショを撮ってこよう。



Wi-Fi、切望。



なんか、逆方向の道を教えて下さったクソジジイもいたけど、みんな優しいな。



無事にチケット買えて、帰りにジャンベおじさんの路上ライブを見たり、近所の中華屋さんで麻婆豆腐と、なんかの肉の酸っぱい炒め物を食べたりで、帰路に着きました。