6/14 カンボジア① シェムリアップ 前編
ミンガラー!(おはよう)
今日は今の所、最長滞在記録のタイ(5日)を出発して、朝からミャンマーの予定です。空港まで歩いて15分。出発前夜の空港近辺ホテルの安心感すごい。今度からそうしよう。
時間も気持ちもかなり余裕を持って、空港着。チェックインカウンターで事件は起こる。
チェックイン嬢『ミャンマー行くの?』
アンドリュー『はい。』
チェックイン嬢『ビザは?』
アンドリュー『現地でアライバルビザを取る予定です。』
チェックイン嬢『は?ミャンマーは事前にビザ取らないと無理よ。バカなの?』
oh…NO…
チェックイン嬢『バンコクで即日で取れるわよ。行ってきたら?まぁ、今日の便はもう無理だけど。』
しかしアンドリューは、もうバンコクに戻るのが嫌だった。何回、あのバス乗る気やねん。
アンドリュー『じゃあもうミャンマーは行かなくて良いです。行き先はどこでも良いので、便を変更できませんか?』
チェックイン嬢『一回、チケットカウンターで聞いてみなさい。でも、きっと無理よ。』
チケットカウンターへ向かう。
アンドリュー、事情を説明。たまたま隣に並んでたタイ人のおばさんが日本で暮らしてるらしく日本語ペラペラで、説明の補助をしてくれた。本当に助かった。
チケット嬢『あー、変更は無理ね。新しくチケットを買ってもらうしかないわ。』
アンドリュー『じゃあ、新しいチケット買います。』
チケット嬢『どこに行きたいの?』
アンドリュー『行き先はどこでも良い。そうだ、君の好きな国は?』
チケット嬢『(笑)ん〜、マレーシアとか好きよ。あっ、でも今日の便は夜になっちゃう。カンボジアなら、12:00の便があるわね。』
アンドリュー『あ、じゃあそれで。』
てな感じで、急遽カンボジアへ行くことに。
ミャンマー事前ビザやったかー。完全に見落としてたー(´д` ;)
チケット5000円のロス。
日本語ペラペラおばさん『あまり気にしなさんな。良くあること。私も昔、経験した。でも、カンボジア行きのチケットがあって良かったね。』
心のケアまでして下さいました。
さあー、気を取り直して、カンボジア!レッツゴー!!
カンボジアって、英語の発音はカンボディアやねんな。へぇー。
そっからは、割とスムーズに進んだ。
カンボジアは行きの飛行機内で職員がビザの申請書くれるから、それを書いて、空港着いたらビザカウンターにそれを出して、あとはいつもの入国の流れ。
15:00くらいやったかな〜。タイから2時間くらい?カンボジア着。とりあえず両替。
空港出てすぐ左手に、バンかタクシーかバイクか、みたいなカウンターが。バイクめっちゃ安い。何でも試してみよう。ホテルまでバイクで。
めっちゃ気さくなおじさん。キャリー、めっちゃ重いけど大丈夫すか?ノープロブレム!って感じ。
ホテルまで20分くらいの間に色々、自己紹介やら雑談。
こっちは英語で日常会話など全く喋れへんけど、簡単な事だけはちょっとずつ、なんとなく聞き取れるようになって来た。
名前は多分、ダリさん。32歳。バイクだけじゃなく、トゥクトゥクドライバーもやってて、今年で5年目らしい。
明日、80ドルで今日と明日の丸一日、好きな所を周ってあげるよ。今夜の予定は?夜はパブストリートが有名。全部込み込みで、良いよ。とっても安いよ。との事。
めっちゃ良い感じの優しい人やったし、80ドルってちょっと高い気がするけど、1日好きに乗せてくれるんならこんなもんなんかな?とかその時は思ってて、オッケー!センキューみたいな感じで返す。
そんなこんなでホテル着。
ダリさん『今夜はパブストリートに行くだろ?じゃあ、19:00にまた迎えにくるね!今日の運賃?いらないいらない!最後にまとめて払ってくれたら良いからね!』って感じでバイバイ。優しい。
ホテル。見た目は派手だが!ってノリス大佐も言ってたけど、1泊1000円程。この異常な安さの秘密を、俺は後から痛烈に思い知る事となる。
受付を済まして、明日のプランは?という話に。なんか、ホテルのツアープランがあって、基本的に個人で、ホテル専属のトゥクトゥクドライバーに主要な遺跡を周って貰えるプランがあるとの事。そのプランが2種類あってな。
・スモールツアー
アンコールワット、アンコールトム、タプロームの3つ。冷水、飲み放題で12ドル。
・ビッグツアー
主要遺跡含む、その他諸々の遺跡7箇所くらい。冷水、飲み放題で15ドル。
え!!めちゃくちゃ安いやんか!!!
そっこー承諾。安いし、せっかくなのでビッグツアーで。よろしくお願いします。ほんで、とりあえず19:00にダリとかいう詐欺師が来るから、そん時に断ろう。めっちゃ良い感じの人やったのに。ひどい。
宿代とツアー代を支払って、ほんならとりあえずお部屋へGOー!三階!しかもキャリー運んでくれるって?すばらしい!
受付の近くに、これまた高級感のあるエレベーター。おー、これに乗るのか。
しかし、そのエレベーターには見向きもせず、長い廊下を進み、裏口から一旦外へ。
おっ?どこいくの?
その裏口から、高級感溢れるホテルの裏側に沿って、細くて薄暗い道を通り抜け、見えてきたのは隣にそびえ立つ、いと怪しげな雰囲気のホテル。
あーー、そういう事。いや、なんかオカシイとは思ってたよ。むしろ、やっと合点がいきました。
もちろんそのカオスホテルにエレベーターなど実装されているはずも無かったが、その受付お兄さん、三階までしっかりキャリーを運んでくれました。異常なぐらい急勾配な階段やのに。キャリー20キロもあるのに。しかもイケメン。ありがとう。
お部屋。んー!全然悪くないやん!とりあえず灼熱なので、安宿デフォルトの天井から生えてる超大型固定送風機を起動。
こんなやつね。
ってかこのお部屋、エアコンも備わってますやん。付けましょう、付けましょう。でもリモコンがどこにも見当たらないわよ。
10分くらい部屋内を探し回る→絶対に無い→汗だく→急勾配の階段と細い裏道を駆け抜けフロントへ。
ここで一悶着。
エアコンを使うのは、5ドル追加料金が掛かる。というのは理解した。でも、なんか時間が決まってるとかなんとか長い説明があってな。俺は2泊の予定やねんけど、その5ドルで1日なのか、夜までなのか、朝までなのか、2泊なのか、全然理解できず。3回くらい説明してもらったけど、もう灼熱やし汗だくやし何喋ってるんか訳わからんしとりあえず5ドル払おうと決める。
だがしかし!!これにて一件落着とはならず。この5ドルは現金でお願いしますってなってな。カンボジアの支払いって、ドルと、カンボジア専用のリエルっていう通貨があって、俺はその時、空港で両替したリエルしか持ってなかってん。5ドルって何リエル?
とりあえず分からなかったので、全部渡して、ここから5ドル分を抜いてと頼む。
そしたら、結構ガサーーッと抜かれる。
えっ!?5ドルってそんなに!?となる。
受付のイケメン兄さんが実際にドルとリエルを使ってもう何回も説明してくれたけど、疲労と暑さで意識が朦朧としてるアンドリュー、この時は結局理解できず、ふんふん言ってとりあえずこの場を終わらす。
後でクールダウンしてからネットで調べてやっと理解できたんやけどな
1ドル=4100リエル=100円。
5ドル=20500リエル=500円。
って感じ。ちょっとややこしいよなー!?(T_T)でも、冷静に考えたら小学生レベルやねんけどなー(T_T)てか、受付兄さんにちょっと迷惑かけ過ぎやなー(T_T)ホンマすみません(T_T)
そしてエアコンは無事に起動したものの、設定はリモコンに氷の結晶みたいなマークが出てるので間違いなく冷房なのにもかかわらず涼しくなることなど無情なほど皆無で、その近代的なフォルムを模った装置は、もはや完全にただの超大型固定送風機であり、つまり私は超大型固定送風機x2が備わった部屋で二夜を過ごす事になるのでした。
つづく!!
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